親子ライダー

乗り物好きの友人がいます。

乗り物というより運転とか操縦が好きみたいですけど。

今からさかのぼること数十年(?)、

今でこそ一家に車2~3台というのも普通に見られますが、

当時は車のある家のほうが少ない時代でした。

彼女の家も車を持っていません。

彼女は結婚をして子供が一人いました。

ちょっと出かけるのも車を使えると便利です。

そこで彼女は考えました。

『車が無理ならバイクにしよう。まずは原付免許を取って、

次に自動2輪を取って、ヘルメットをつけた子供(2~3才の男の子)を

後ろの座席に乗せて二人で走ろう』と。

早速子供をお姑さんに見ていてもらいながら原付免許を取りに行きました。

それはすぐに取れました。

次は弟さんの中古バイクを借りて練習です。

子供を乗せても安定して走れるようにしなければなりませんし、

学科だけで取れるバイクと違って自動2輪は実地もあります。

重い車体を起こす作業や、車体の取り回しなど、

一見体力を必要とするように見えるものもあります。

雨の日や雪の日はどうしたら良いのでしょう…。

そんなこんなのうちに、偶然車が手に入ることになりました。

子供のことを考えると、車のほうが良いのは当然です。

彼女はあっさりと自動2輪をあきらめて、今度は車の免許に変更です。

晴れて普通免許を取って、ゆったりと子供を乗せて走るようになりました。

でも、今でもちょっぴり後悔しているそうです。

『やっぱりあの時、がんばって自動2輪をとっておけばよかったなぁ…。』って。

黄砂

今日に限らずですが、毎日ものすごい強風ですね。

先月買ったばかりの、お気に入りの中古バイクくんが、

毎日、向かい風に一生懸命唸りごえをあげながら、戦いを挑んでくれています。

でも、朝だけならまだしも、帰りみちの時でも容赦なく

ほぼ全方向から、強風が吹きつけてくるので、さすがに毎日ヘトヘトです。

これなら、公共の乗り物をつかって通勤した方が、まだ幾らか楽かもしれないです。

そんな泣き言をつい、言いたくなってしまいました。

だって、向かい風との戦いだけならまだしも…。

ほかの要素とのたたかいも、毎日乗るたびにあるんですよ。

そう、あのにっくき黄砂(こうさ)です。

シートを含めて、車体ぜんぶをくまなく泥だらけにしてくれるんですよね。

予報で風が強い日は、結構テレビでも注意喚起してくれるので

すこしはやめに起きたりして、磨き上げてから乗るっていう事ができるんですけど

さすがに何の予告も、前触れもなくドロドロになっていると、

朝、目にした瞬間からブルーな気分になっちゃいますよね。

本当は、そういう時のための全体をがばっと覆えるカバーが売っていて、

それをかけておけば、そんな目に遭わずに済むんですが。

先月、マンションのほかの住人から、

『風であおられてうるさくて、眠れないからやめてくれ』と苦情が。

以来、カバーの使用が禁止事項となってしまいました。

お金を払って駐車場を借りているのに…内心かなりショックな決定でした。

はやくお金を貯めて、室内に保管できる部屋を借りるのが当面の目標です!

強い思い

数年前の今日。友人から、中古バイクをもらいました。

学生だった時代に、初めてのバイト代で買った、という

とても思い入れのある大切なバイクなんだそうです。

でも結婚して、家族のために車(4輪車)を買う事になったので

保管する場所や、税金がかかることなんかをイロイロと考えて、

泣く泣く、手放すことに決めたんだそうです。

ちょうどそのころ、自分が安いバイクを探して、

中古車屋さんを走り回っていたところだったので、

どうせ同じく手放して誰かのところにいってしまうんなら、

できれば顔のわかる相手、友達のところのほうがずっとイイ。

そういう結論に至って、急きょ自分に譲ってくれる事になりました。

本当は、かなり値段を勉強(値引き)しますと言ってくれたお店も

あったのですが、どうしても自分にもらってほしいという、

友人からの熱烈なラブコールに、ココロを動かされました。

できるだけ高く売ろうというのではなく、本当にそのバイクを

大切に思う気持ちが、彼からとても強く伝わってきました。

それだけ愛されて、ずっと大切にされてきたこのバイク。

きっと世界一、幸せなコ(バイク)じゃないかと思います。

その愛情には勝てる自信が全くないですが、

自分に出来るだけのことをして、少しでも長く大切に乗ろう、

そんな思いを一層強くした、今日1日でした。

新しいものも確かにイイですけど、やっぱり同じものをずっと

長く使い続けるのって、なんか大切だしイイですよね♪

ちぇっ

もう、こんなのすっかり死語かもしれないけど

ついついつぶやちゃいますよ、チェッ。

給料日の前後が、凄くバタバタしてたので、土曜日に記帳してきました。

先月は決算の関係で、残業やらなんやらもかなりついたし、

危険手当てとかも付くって話だったので、結構期待をしてたんですけど。

結果は、ご想像の通りガッカリでした。

給料が入ったら、もうイイ季節になってきたし、

ちょっと奮発して、新しい中古バイクでも買おうかなぁ?とか

ワクワクしてたのに。あっという間に、そんな話はパーです。

こうなったら、いっそ宝くじでも買って、

もっと大きな夢を見て、満足するしかないのかな?

最近、テレビを付けていると、妙に宝くじのCMが流れている気がしません?

宝くじ業界にも、決算期とかあるんでしょうかね?

あんまり関係なさそうな気はしますけど、

もしあるんだとしたら、何月ごろになるんでしょうね?

一般の会社は12月にボーナスがあるけど、ココは年末ジャンボがあるし、

夏のあたりにも、確かサマージャンボがありますよね。

秋でもオータムジャンボがあったし、今時期の春はグリーンジャンボですよね。

TOTOくじとか、ロトとかもあるし…いつ数えるんだろう?

そういえば、宝くじって税金がとられないって聞いたことありますけど、

銀行にお金を用意して貰ったり、専用の預金口座を作ってもらったり、

なんだかんだで、少しづつ各方面に吸い取られて、

結局手元にもらう時には、結構な金額が減っているらしいですよね。

あぶく銭だと、コントロール能力が鈍って騙されやすそう。

お金が絡むとひとってホント変わるもんですよね。

オート三輪

さっき、旅番組を見ていたら“オート三輪”が出てきました。

それも何台もたくさん、ならんで車道のどまんなかを堂々と走っていました。

オート三輪っていうと、自分的なイメージではなんとなく

東南アジアのほうで盛んに用いられている、と思っていたんですが。

画面に出ていたのは、どちらかというと南米に近いほうでした。

うろ覚えですが、たしかペルーのあたりだったかな?

ちなみに、“オート三輪”っていう呼び方は日本だけです。

ふつうのトラックと違って、車輪が3個ついている貨物自動車です。

三輪トラックっていう言い方をする事も多いみたいですね。

でも、その旅番組で活躍していたのは、荷台の部分に“ほろ”みたいな

屋根のついたもので、中にお客さんが数人のっていました。

おもに、観光客を相手にした商売なのかもしれませんね。

正面からパッと見た感じでは、日本でいう人力車にソックリでした。

人力車だと文字通り人がひっぱるので、移動スピードもユックリですが、

オート三輪はスピードが出せるので、迫力も満点みたいです。

なんかでも、不思議な乗り物ですよね。

外見は超クラシックの中古バイクに、荷台が付いたような感じなのに

役割的には安くて速い、お手軽なタクシーですもんね。

安全面での妥協はしたくないけど、やっぱり安いのは庶民には嬉しいですよね。

日本では、貨物車の荷台に乗るのって法律的にもタブーなので、

海外でその体験ができるって、見てるだけでもワクワクしちゃいます♪

ミラーが…。

友人の中古バイクが、当て逃げされました。

…といっても、乗っていて当て逃げされたわけではありません。

マンションの駐車場に停めておいたのに、

ある日、朝見るとポッキリ、ミラーが折られていたそうです。

まさか手でへし折るというような怪力さんは、そうそういないと思うので

たぶん車か何かで、方向転換でもするときに

ウッカリ当てて、そのまま逃げたんだと思いますが。

他の場所ならいざ知らず、建物の駐車場でしかも

運転に差支えのあるような、修理しなきゃイケナイ部位を

壊されて逃げられたことが、何と言っても悔しかったらしいです。

確かに、駐車場って原則、保険の対象外のエリアですもんね。

でも高い駐車場まで払って、キチンと所定の場所に停めていたのに

朝、出勤前の忙しい時間になってから、その破損を

見つけた時のショックと言ったら、相当のものでしょうね。

腹が立っても相手はわかりませんし、警察に届け出たとしても

結局犯人が見付かる保障なんて、どこにも無いですしね。

まして、相手が保険に加入していなかった場合は、

かなりの高確率で、支払い能力の関係でコッチの保険を

使わなければならない、という事態が回ってくると予想されます。

なるべく事故を起こさないで、等級を上げずに済むように

注意してきても、そんな第3者の不注意でとばっちりなんて、

踏んだり蹴ったりもいいところですよね、ホントに可哀想。

最近は、監視カメラ付の駐車場がついているという物件も、

あるにはあるみたいですけど、維持費が家賃についてるので

本当にお得かどうかは、微妙なところです。

wood

ウッド、木で作られた製品。

木って凄いんですね、柔軟性もあるし、強度もある。

昨日だったかな、テレビを見ていたら日本の職人の事が出ていました。

外国の方からみた、日本の伝統職人さんの技。

特に称賛の声が多かったのは、ある造船職人さんでしたね。

薄い木の板をたくさん何枚も重ねて、

ゆっくりとチカラをかけて、型に入れて好みの形に曲げる。

そうすると、その薄い木の板同士がくっついて、

より強度が増し、美しい模様を作り出すのだそうです。

海の中で、さまざまな方向から受けるダメージを、

うまく逃がして航行するために欠かせない技術なんだとか。

何十年も前から代々、親子で受け継がれてきた伝統の技だそうです。

海外の雑誌などで、取り上げられたこともあるそうですよ。

その方は、船を作るための技だけでとどまらず、

巧みにアレンジして、なんと競技用の自転車まで作ったんだそうです。

競技用ということで強度だけじゃなく、軽量化にも特化していました。

48時間耐久レースに出走した時の映像も、少しだけ流れました。

一般の競技用自転車を、何台も抜いてグングン加速していて、

見ているこちらまで気分が良くなるような、そんな走りでした。

お値段は、200万円だそうです。

安くはないけれど、納得のお値段という感じです。

さすがに、この技術が競技用のバイクにも生かされて、

それが一般にも流通して、中古バイク市場にまでながれてくる、

というのは、きっと夢のまた夢な話になりそうですけどね。

お祝い

3月は卒業とか、就職内定とかの時期ですよね。

そういえば、3月1日は高校の卒業式でしたっけ?

もう何十年も前になりますけど、懐かしいです。

この時期は、免許取ったばかりの人を多く見かけますよね。

自分の高校は昔とても荒れていた事も関係してるのか、

とにかく厳しかったので、バイクの免許を取るだけでも一苦労でした。

法律上は、18歳になる一か月前から、4輪の自動車の免許取得が

OKなはずなのに、なぜか高校そのものが自動車学校の教官連中と

仲がいいらしく、すぐ密告されて学校から教師が飛んで来たり、

あとから呼び出しを喰らったり。

挙句、仮免の期間内なのに通うのを禁止されたりとか。

隠れて行ったこっちも悪いんですけど、就職だとか後のことを考えると、

1日でも早く免許を取りたかったので、ひたすら毎日、

教師とイタチごっこを繰り返していました。

やっぱり、その当時から“若者のバイク=事故・危険”みたいな

悪いイメージが強かったんでしょうね。バイクは、慣れていない人間が

運転すれば、年齢にさほど関係なく事故を起こす確率が

高くなる乗り物だと、自分は思います。

問題なのは、年齢的に格好ばかりを気にして、ヘルメットなどの

防具となるものを、きちんと装備していない事なんじゃないのかな。

だから万が一の時に大変な事態になってしまう。

ただ頭を押さえつけるだけじゃなく、

理由を説明したり、積極的に始動すればいいのになぁ。

…と、中古バイク歴も浅いくせに、何だか偉そうな事言ってしまいました。

耳鳴り

キーンって、ずっと頭の中でなってます。

耳鳴りってこういうのを言うんだろうなぁ、とボンヤリか考えています。

数日前の朝、ものすごい寝坊をしてしまって、

適当に着替えをして顔を洗っただけで、家を飛び出しました。

法定速度からしたら怒られそうなくらいの、猛スピードで

会社まで、愛車で突っ走りました。

愛車とはいいつつも、実は中古バイクです。

でも、4輪車とちがってフロントガラスが凍りついたり、

霜が降りたり、ドアが凍って開かないなんてことがないので、

多少寒くても、忙しい朝は断然バイクに限るなぁなんて思っていたのですが。

もしかしたら、出た時ちゃんと身支度できていなかったのかもしれません。

間に合う時刻に会社に着いて、ホッと一安心したのもつかの間。

いきなり、猛烈な吐き気と腹痛に襲われました。

結局会社に居てもまったく仕事にならず、

上司命令ということで、午前中だけで家に帰されてしまいました。

ノロウィルスの心配もあったのですが、それではなくて一安心。

でも、復帰するまでに二日以上かかりました。

毎日ひたすら寝て過ごしたので、今ボーっと耳鳴りに悩まされている次第です。

みなさんもバイクに乗る時は、冷えにご注意くださいね。

盗難にあいました。

数日前、一人の友人から連絡が入りました。

朝起きたら、愛用の原チャリが盗まれていたのだそうです。

仕事に行くのにも困るし、何より大切にしていた原チャリだったので、

かなりのショックを受けていました。

新車ではないどころがだいぶ古くなって、中古バイクどまんなか

という状態になってしまってはいましたが、なんせ

もう何年もずっと大切に乗ってきたコ(原チャリ)だったそうで。

単身者が多いアパートで、敷地も手狭なので、

大家さんが、そことは別な屋外の場所に駐車場を契約してくれていて、

友人は、その場所に停めておいたんだそうです。

本来はその屋外の駐車場に停める、というのがルールでした。

でも、そこは建物から少し離れており、なおかつメインストリートに面している、

あまりイイ場所ではないので、日頃から停める方が少ない場所だったとか。

建物内の(屋内の)本来の契約では停めてはイケナイとされている場所に、

ほとんどのかたが停めていたんだそうです。

なので、友人はルールを守ったせいで、盗難されてしまったとも言えます。

ただ残念なことに、カギをつけっぱなしで駐車していたのだそうです。

この不景気な世の中、まわりに人が居ない駐車場。

カギがついていたら、勝手に持って行ってしまう人がいるというのは

悲しい話ですが、容易に想像が付きますよね。

盗難届を保険やさんと警察に出したそうなので、今後その盗難車が

なにか事件に巻き込まれても、友人が責任を問われることはありません。

でも、高い勉強代になってしまって、さすがに可哀想でした。