バイクの基本的なメンテナンス(軽視されがちなアクセルワイヤー)

今日の記事のタイトルにもありますが、バイクの基本的なメンテナンスとして、実施しておきたいのはアクセルワイヤーです。
これは、意外と軽視されがちの項目なのですが、エンジンを動かすという重大な役割を担っているため、決して軽視できないものなのです。
さらに、頻繁にチェックすることが望ましいにも関わらず、全くメンテナンスをしたことがないという方も多く見えます。今回は、このアクセルワイヤーの重大性についてお話をしていきます。

メンテナンスをする頻度ですが、理想は500kmに1度のペースで注油することです。
500kmという数字は、本当にあっという間でちょっとした長距離のツーリングであれば、直ぐに達してしまう数字です。従って、非常に面倒というのは認めるほかありません。
ですが、それだけ頻繁にしないといけないということは、逆にそれだけ負担が掛かっているということに繋がってきます。これだけでも、重大性が少しは伝わるかと思います。
もし、放っておいたら、アクセルの反応が悪くなってしまい運転中にストレスが溜まるぐらいになる可能性があります。ひどいときには、エンジンがカブってしまい不具合を発生させてしまうなんてことも可能性としはあります。
本ブログで、重ね重ね発言させてもらっていますが、将来的にバイク査定に出し買取をしてもらうのであれば、エンジンの痛みというのは大きなマイナスポイントになってしまいます。
これは絶対に避けたいためエンジンの性能の良し悪しを決めてしまうメンテナンスというものは大事にしておきたいのです。なので、アクセルワイヤーというものは軽視されがちですが、非常に重要なパーツとなります。

メンテナンス方法は、先にも書いた通り、注油することが基本となります。スイッチボックスと呼ばれる部分に注油する場所があるので、そこに市販のものでよいので注油します。また、アクセルワイヤーのタイコにはグリスを塗っておくとなおよいと思います。
私自身、最近知ったのですが、このメンテナンスが面倒な場合はエンジンオイルを利用して注油すると長持ちをするらしいです。まだ一度も試したこともないし検証もしたことがないので定かではありませんが、なかなか良いらしいです。
元来、私は面倒なことが嫌いな人間なので、もし本当に良いのであれば是非とも実践したいメンテナンス方法です。

ともあれ、軽視されがちで見落としがちなアクセルワイヤーも重要なものなので、注意してメンテナンスをするようにしましょう。

バイクの基本的なメンテナンス(ラジエターの冷却機能)

今回はラジエーターに関してのメンテナンスについてお話をしていきたいと思います。具体的にはラジエーターの冷却水についての説明となります。

ラジエーターの冷却水というものは、先日の記事で紹介したエアクリーナーと同様で、エンジンに関するメンテナンスになるので、非常に重要なメンテナンスとなります。
まずラジエーターの冷却水の役割ですが、単純にエンジンを冷やすという重大な任務を担っているのです。エンジンは燃料を燃焼させて動力を得ているので、燃やし続ければエンジンが焼けてしまいます。それを防ぐためにラジエーターで冷却をしていくわけです。
自分自身が所有しているバイクを将来的にバイク査定に出して買取をしてもらうという将来図があるのであれば、間違いなく注意してメンテナンスをするべき項目となります。もしエンジンが焼けてしまうと、バイク査定の結果が散々たるものになってしまいます。
また、中古バイクとして購入するのであれば、エンジンの状態を確認するついでに、エアクリーナーとラジエーターのチェックを忘れずにするようにしましょう。
特にラジエーターの冷却水というのはチェックしづらい場合があるので、販売店の方に遠慮なく「いつ交換したか?」を質問しましょう。今後のメンテナンスのためにも重要なこととなります。

さて、このラジエーターの冷却水の交換時期についてですが、一般的には1年に1回程度で問題ないとされています。ですが、普通に乗ってという条件付きになります。もし、走行距離が大きくなる場合は、10,000kmで1回というのが目安となってきます。
冷却水に関しては、自分自身の所有しているバイクにあった冷却水を選ぶようにしましょう。色々な種類の物があるので、迷ってしまうかもしれません。そういったときも、遠慮なく店員さんに質問すればよいかと思います。
また、様々なタイプのものがあるので、冷却水を交換する場合には注意が必要です。中には水で薄めてから注入するというものあるので、事前に確認しておくとよいかと思います。

実際の交換方法は、他サイトでも取り上げてくれているので、大変申し訳ないですが、そちらを参考にしていただければよいかと思います。
ただし、注意したいのは「エア抜き」です。この作業をしないとエンジンを痛めてしまう場合もあるので、必ずチェックするようにしましょう。

ともあれ、このメンテナンスはエンジンにとって非常に大事な作業になるので、しっかりと行うことが重要です。

バイクの基本的なメンテナンス(エアクリーナーが大事)

今回のバイクの基本的なメンテナンスはエアクリーナーについて記事にしていきます。

まずエアクリーナーというものについて説明をしていきます。簡単に言ってしまえば、空気を綺麗にするという名前のままの機能を持ったパーツです。
エンジンが動くということは、燃料が燃焼されているということを意味し、燃焼させるためには空気が必要です。この空気にゴミが混入しないようにする役割を果たしているのが、このエアクリーナーになるわけです。
従って、非常に重要なパーツの1つのため小まめで丁寧なメンテナンスが必要となっていきます。中古バイクを購入するさいには、販売店の方に、いつ交換したか?などの情報収集することを強くお勧めします。
また、将来的にバイク査定をして買取をしてもらう予定であれば、エンジンは査定額を大きく左右するものなのでエアクリーナーはしっかりとメンテナンスをしてエンジンを守ってあげたいところです。

さて、エアクリーナーのメンテナンス方法ですが、色々とやり方があります。理由は、エアクリーナーというものは「乾式」「ビスカス式」「湿式」の三種類があり、それぞれ方法が異なります。

乾式の場合は掃除と交換になります。
パーツが白いため汚れているのか?の判断が簡単にすることができます。気になり始めたら基本的には掃除するようにしたいところです。一般的には、5,000kmを目安に掃除を行い、20,000kmを超えた辺りから交換とされています。
ビスカス式の場合は交換となります。
油分を利用してゴミを取り除く方法になりますので、この油分が汚れてきたら交換時期と判断できるでしょう。具体的な数字としては15,000kmが交換の目安とされています。
湿式の場合は、掃除となります。
湿式は、汚れてきた場合の掃除方法が洗油と呼ばれる油に浸けてゴミを取り除きます。掃除は3,000kmぐらいが目安ですが、5,000km以内には掃除するように心掛けたいところです。

ここで、紹介している目安の数字は、あくまで目安です。汚れが酷い場所をバイクで走ってみたりすれば、当然、劣化は早いので、目安の交換時期よりも早め早めと先手を打った方が当然よいかと考えます。
大事な大事なエンジンを守るためのパーツですので、小まめにメンテナンスしたい代表パーツです。これが汚い・キレイの差は、エンジンの性能差、寿命差に繋がってきます。いわば、バイクの寿命に直結するということを頭に入れておいてもらいたいと考えます。

バイクの基本的なメンテナンス(サビの怖さについて)

バイクのメンテナンスのお話を続けていますが、前回、ガソリンタンク内のサビについて記事にさせていただきました。このサビ繋がりで、バイク全体のサビ対策についてということを今回の記事にしていきたいと思います。

誰もがご存知だとは思いますが敢えて書かせてもらいます。サビと言うものは金属に水滴が付いている状態で放置された場合に錆びやすいという特徴を持っています。
従って、サビ対策としては水滴を取り除くということが一番手っ取り早い、かつ有効なバイクのメンテナンスになるということは言うまでもありません。
私も、サビに関しては一度大きな失敗をしていますので、今では小まめに拭き掃除をしている次第です。ですが、大きな敵が居るのも事実です。それが、梅雨時です。
雨というのは大敵で当たり前のことですが、それ以上に湿気というものも非常に厄介なのです。この湿気を防ぐのに有効なのがバイクカバーです。正直な話、バイクに多く乗る時期であると、このバイクカバーというものは非常に面倒な作業になってしまいます。
乗るたびにバイクカバーを外し、家に帰れば、またこのバイクカバーを付けると言う作業をしてみると、本当にこの面倒さを身に染みて体感することが出来ます。
余談ですが、このバイクカバーを簡単に取り外しできるような商品があれば、それなりに売れるかなと感じてるほどです。また、バイク買取の業者さんにバイク査定をお願いするときに、バイクカバーをしてあると心証的にもよいので、さらにお勧めです。

梅雨時というものは、どうしても錆びやすい時期でもあるので注意することに、越したことはありませんが、もし錆びてしまったら修理してもらうことになります。
場所と物にもよりますが、結構な修理費用になるので、ある程度の覚悟はしておいた方がよいかと思います。
特にガソリンタンクはサビを発見しにくいこともあり大変な目に合うことが多いです。前回の記事でも書きましたが、ガソリンを満タンにしておくだけでよいので気を付けるようにしたいところです。
また、今ではガソリンタンクの水抜きをしてくれるアイテムがあるので、こういったものを利用するのも1つの手です。水抜き剤は、非常にデリケートなものなので、使用用途、注意をしっかりと守って水抜きを行わないと逆にひどい目に合う場合もあるので気を付けましょう。

ともあれ、サビと言うのは、バイクのどこの場所でも大敵なものなので、本当に気を付けましょう。冬場、梅雨時、さらには、オフロード系のバイクで水岸あたりで遊んだ等の水に関することがあった場合は、しっかりとふき取ってあげたいところです。

バイクの基本的なメンテナンス(ガソリンタンクについて)

バイクの基本的なメンテナンスとして代表的なものとしてガソリンタンクというものがあります。言うまでもありませんが、このガソリンタンクに不具合が生じてしまいますと、下手をすると手の施しようのない状況になってしまう場合がありますので、注意したパーツの1つだと思います。

一番、有名なところですと、ガソリンタンク内のサビです。特に、冬場にあまりバイク自体に乗らない時期のときには最大限の注意が必要です。
私自身も経験をしたことがあるのですが、サビというものは意外と直ぐに出てきてしまいます。ほんの数週間だけ放置という感じだったのですが、マフラー等が錆びていました。
このとき、幸いにもガソリンタンクを満タンにしていたため内部にサビは見受けられませんでしたので、一安心したのを、今でもよく覚えています。それ以来、サビには敏感に反応するようになってしまいました。
話がそれましたが、ガソリンタンク内のサビですが、私の体験談にも書いてあるように、ガソリンを満タンに入れておくと、完全とまでは言いませんが、かなり防ぐことが出来ます。
特に、冬場は夜と昼の温度差が非常に激しいためガソリンタンクの中に結露が簡単に発生しやすい状況にあります。この影響を少しでも少なくするのが目的であるため、満タンのガソリンというものが発揮する威力は素晴らしいものがあります。
ただ冬場というものを強調していますが、基本的に長期間バイクを乗らないと分かっているのであれば、満タンにしておくのは常套手段なので、必ず行うようにしておきましょう。

さて、もしガソリンタンクがサビ錆びになってしまった場合はどうすればよいか?ということですが、個人の力ではどうすることもできません。
最悪の場合は、ガソリンタンクの交換ということで大きな出費になってしまう可能性もあります。交換とならなくても、普通に大きな出費になるのが、このガソリンタンクの特徴です。
メンテナンスとしては、先に書いたように「ガソリンタンクを満タンにしておく」というだけなので、さして手間だとは思いません。
ツーリングのような長距離を走った終わった後や、冬場、メンテナンスのためにちょっと走ったときでも、この作業を行うだけで、大きな出費が抑えられるのであれば、面倒と思う理由はないかと思います。
ただ、ついついうっかり忘れてしまうということはあるかと思うので、もし思い出したら、思い出した時点でガソリンを満タンに入れるように心掛けておきたいところです。
バイク査定に出すときも、このガソリンタンク内のサビというものをチェックするので、将来のことを考えればしっかりとメンテナンスをしておきましょう。

バイクの基本的なメンテナンス(冬場のバッテリーについて)

バイクを乗る機会が増える時期というのは、比較的に過ごしやすい涼しい時期が多いかと思います。ツーリングに関しても、ゴールデンウィークや、夏は暑いですがお盆休み、今では秋にも連休があるのでその時期にとなると思います。
言ってしまえば「冬」に関しては、相当のバイク好きや、移動手段がバイクしかないという方が中心で、乗らないという方は多いのではないでしょうか。
そんな長期に渡って、バイクに乗らないとなった場合に、それ相応のメンテナンスが存在します。それが「バッテリー」です。

乗らないのであれば、メンテナンスなんて不要と考える方は、決して少なくないというのが事実です。今回はバッテリーに関してですが、このバッテリー以外にもハンコックや、ガソリンに関しての注意事項というものがあります。
これについては、また別の機会に記事にしていきたいと思います。

さて、バッテリーに関してですが、冬のような寒い時期に放っておくと何が起こるのかと言いますと、単純に「バッテリー上がり」になってしまいます。
バッテリーはある意味では消耗品なので、バイク査定に出すときにはあまり影響がないと言えばないのですが、諸所の理由で他の部品に対して不具合を生じさせることもあるので、きっちり確認をしておきたい項目でもあるのです。
対処方法は、乗らなくてもエンジンをかけるということです。可能であれば、少しでいいので走ってあげるのがベストです。これを2週間に1度ぐらいの頻度よいので、バイクを労わる意味でも実施すること強くお勧めします。
可能であれば、1週間に1度ぐらいのペースがベストです。私はこのペースでコンビニに行く機会に乗ったりしています。
ともあれ、たったこれだけで冬場のバッテリーのメンテナンスは終わるので是非、実施して欲しいところです。

もしバッテリーが上がってしまった場合の対処は、通常通りで問題はないのですが、やはりバッテリーとしての性能は落ちやすい状況になっています。
従って、交換の時期を早めてしまう可能性もあるので、ランニングコスト的な意味でも大事なメンテナンスになるということは言うまでもありません。

先にも書きましたが、中古バイクとしてバイク買取業者に引き取ってもらったとしてもバッテリーというものは交換してしまえば問題ないのですが、バッテリー液が漏れてしまい、他部品に不具合を生じさせることも有り得ます。
そうなった場合は、非常にメンテナンスや、最悪の場合は修理となり査定にも影響してくる状況になるので「寒いからメンテナンスやりたくない」ということにならないように頑張りましょう。

バイクの基本的なメンテナンス(自分自身でメンテを行うメリットとは)

今回は、バイクのメンテナンスを自分自身で行うことによって得られるメリットというものについて説明していきたいと思います。
何事も自分自身で行うということは経験が出来るということと同意になると思います。その経験は非常に大きな財産になることは言うまでもありません。
バイクに関して言えば、例えば愛車のバイクを売ろうと思い、バイク査定をしてもらうことになります。このとき、査定額の交渉を行う場合に、やはり「経験として知識を有している」ということは交渉を進める上でもかなり大きな武器になります。
確かに、自分自身でメンテナンスを行うということは非常に面倒なことではありますが、色々な大きなメリットがあるので是非とも自身の力で行って欲しいなと思います。

上記のような「交渉の武器」と他にも当然、色々なメリットがあるので記述していきます。
まずは、突発的なトラブルに強くなるということです。
いくらバイク自体の性能が良くなってきたと言っても、故障はつきものです。長い年月を乗ってきたから発生した故障や、転倒による故障、無茶な運転による故障等、色々とあります。
どのような理由であれ、走らなくなってしまったら、ある程度は自分自身で応急処置ができるようになっておきたいところだと思います。
もし、ここで全くの知識が無かった場合、何をどうしたらいいのか分からない状態になってしまい、さらなるパニックを引き起こしてしまう可能性があります。
なので、日ごろのメンテナンスをすることにより、今のバイクの状況を把握しやすいようにしておいたり、故障個所の特定を安易に出来るようになったりと、状況を把握できるようになると思います。そこからの対処も必ず自然と身に付いているはずです。

さらには、メンテナンスをするということは、バイクを弄るということになります。そうしてくると、自然と「カスタマイズ」が出来るようになっているのです。
例えば、シートポジションを始めとしたライダーに直接かかわりのあるパーツの微調整等も、この自分自身で行うメンテナンスで出来るようになるかと考えます。

このように、色々なメリットがあるため自分自身で愛車のバイクをメンテナンスをすることを強く進めたくなるのです。
特に、シートポジションのような、ライダーとしてのバランス感覚というものは、とにかくバイクと触れ合っていないと分からないことだと思います。
さらには、このようなものが、自身とマッチしたときの爽快感は言うまでもありません。なので、是非とも自分自身で行って欲しいと思います。

バイクの基本的なメンテナンス(エンジンオイルの交換)

「バイクを新車で購入し、中古バイクとしてバイク買取の業者さんにお願いする。」こういった流れでバイクを楽しむ方は多いかと思います。
今回の記事からは、このバイクを大事に乗ってバイク査定に出すときに、少しでも有利になるようにメンテナンスをしっかりしていきましょうということについて、記載していきたいと思います。

今回は、バイクや車では基本的な「エンジンオイル」のメンテナンスからです。
エンジンオイルを交換しないと、当然、エンジンがダメになってしまうので、バイク査定のときには大きなマイナス査定になってしまう可能性があるので、エンジンオイルの交換はきっちりとメンテナンスすることをお勧めします。

エンジンオイルの交換は、一般的には3,000kmを走行したら交換と言われています。もちろん、これは根拠あってのことですが、今では大きく変わりつつあります。
例えばですが、BMWのバイクに関しては、20,000kmも交換しないということも実際の例としてあるのです。
では、何がここまでの差があるかというと、結局のところはエンジンの性能と、そのエンジンオイルの性能によって左右されるわけです。
特段、今ではBMWのような高級バイクでもなくても、非常に品質の高いエンジン、エンジンオイルがデフォルトのため、先に書いた3,000kmという目安は全く問題ないと言っても大丈夫なほどだと思います。そういった流れで、今では5,000kmが目安というのが流れになっているかと思います。
ともあれ、エンジンとエンジンオイルの性能に左右されるので、そのバイクのエンジン特性と、そのエンジンと相性のよいエンジンオイルで、どれくらいもつのか?ということをインターネットで調べたり、ショップ店員や、整備士の方に聞いたりするのがベストかと思います。

もちろん、短いスパンで交換することに関しては全く問題ありません。バイクという乗り物の特性上、車と比べると、やはりエンジンの回転数というものが大きくなり負担になってしまうため、小まめな交換はむしろよいと思います。
くどいですが、それでも性能はよくなってきているので、頻繁に変えるようなことは少なくなってきています。

重ね重ねの文言にはなってしまいますが、兎にも角にも、エンジンオイルは基本中の基本のためしっかりと、その特性を理解して、バイク査定に出すときには最大限のエンジンのパフォーマンスが出せるようにメンテナンスすることは大事なことだと考えます。

日本が生んだ世界に誇る「カブ」は最高のバイク

日本が世界に誇るバイク「スーパーカブ」。日本のバイクで一番有名と言っても過言ではないかもしれません。
さて、このスーパーカブですが海外に目を向けると、非常に古いスーパーカブがまだまだ現役で頑張って走っている姿をよく見かけます。
特に私が作っているわけではないのに、なぜだか日本人として非常に嬉しい気持ちになってしまうものです。

この丈夫さと燃費の良さがスーパーカブの大きな魅力の1つなのですが、ここ数年で非常にオシャレな乗り物に変化しつつあるのをご存知でしょうか?
日本では、どうしても郵便局の方々や、警察の方々、そして農家の方々というイメージが強いかと思います。ですが、モデルチェンジや、派生バイク等で若者からも「ファッション」として乗るライダーの方が増えてきたのです。
その1つが「リトルカブ」と呼ばれるバイクです。90年代の後半からTOMOS、ベスパのようなファッショナブルな原付が人気が出てきました。この時代、女性層が市場の重要な要素になっていたので、こういった女性受けするバイクが重要視され始めたのです。
その流れで発売されたカブだからこそ、今では本当にオシャレなものが増えてきました。このように人気が出てくると必ず「マニア」という方が増えてくるのも常です。
そして、マニアの方が求めるバイクというのは中古市場を賑わせてくれるのです。ですので、未だに物凄い古いスーパーカブでも高値で取引される場合もあるのです。
今後も、このマニアの方々を始め、色々な車種が出てきそうな気配のため、この状態は続きそうです。
また、カブ系の強みは上記の人気に惹きつけられ「バイクパーツ」としてドレスアップしたり、カスタマイズしたりと非常にユーザーに対しての幅が広いバイクにもなっています。

スクーターでは物足りないけど、運転が難しそうなオシャレなバイクは勘弁したいというライトなユーザーのど真ん中を射止めたこのリトルカブは本当にビギナーにとって強い味方になっています。
メンテナンスに関しても、スーパーカブと同様の中身となっているので、丈夫さはお墨付きです。さらには、カブの易しいギアチェンジもバイクの面白さを教えてくれる登竜門的な位置づけになるため最早、バイク界にとってなくてはならない存在のバイクになっていると思います。

個人的な思いですが、世界で一番売れているカブは、是非とも一生に一度は乗って欲しいと強く思うバイクです。スクーターを始め、バイクの神髄が詰まっているので、それを是非とも体感して欲しいのです。

「ベスパLX50」は間違いなく「買い」のスクーター

海外製のスクーターで日本での知名度が抜群のものと言えば?と聞かれたときに、必ず上位に食い込んでくるであろうバイクが「ベスパ」だと思います。
ピンとこない方は、ローマの休日でオードリ・ヘップバーンが乗っていたバイクと言えば伝わるかと思います。他にも、日本を代表する俳優「松田優作」が探偵物語で乗り回していたバイクでもあります。
なので、この頃が青春時代だった方々にとっては非常に思い入れ深いスクーターだと思います。だからこそ、中古バイクの市場でもベスパ人気は衰え知らずで、こういった方々に根強く愛されているわけです。
さらに、最新モデルでも、昔ながらのベスパ特有のスタイリッシュなイメージは健在で、ローマの休日、探偵物語を知らない若い世代にも、かわいいという理由で確かな人気を確保しているのも事実です。

さて、ベスパというスクーターはただ単純にスタイリッシュでオシャレというだけではありません。乗り心地も非常によいのが特徴の1つです。
それもそのはずで、ベスパを作っているメーカーはピアジオという会社なのですが、元々は鉄道会社で、さらには航空機の製造も手掛けている生粋の技術者集団の会社なのです。
そんなプロが手掛けているスクーターなので、最新技術はやはり満載に搭載しているのです。そして最近では、4ストロークに変化し、さらに乗り心地がよいものになっています。

私が特筆したいと思っているのは、ベスパならではの「メンテナンスのしやすさ」という部分です。こういった味のあるバイクは長く乗りたいものなので、必然的に「メンテナンス」が非常に大事になってきます。
このベスパは、メットインスペースから直ぐにエンジンルームに繋がっているため非常にメンテナンスがしやすい構造になっているのです。
スクーターだと、こういった煩わしい状況が劣悪な環境で運転するということに繋がり、さらにはスクーター自体の寿命も縮まってしまっているのが常です。
従って、ベスパに関しては、こういった点が回避できる可能性を大いに持っているということです。他にも良い点を挙げたらキリがありませんが、機能性も充分、燃費も充分、運転のしやすさもよいという高次元でまとまっているスクーターです。
当然、デメリットもありますが、そのデメリットを凌駕してしまうほどの魅力につまったバイクだと思います。

もし中古バイクをお探しでベスパでもよいかなと思っているのであれば、間違いなく1つの選択肢に入れてよいスクーターだと考えます。