バイクの基本的なメンテナンス(冬場のバッテリーについて)

バイクを乗る機会が増える時期というのは、比較的に過ごしやすい涼しい時期が多いかと思います。ツーリングに関しても、ゴールデンウィークや、夏は暑いですがお盆休み、今では秋にも連休があるのでその時期にとなると思います。
言ってしまえば「冬」に関しては、相当のバイク好きや、移動手段がバイクしかないという方が中心で、乗らないという方は多いのではないでしょうか。
そんな長期に渡って、バイクに乗らないとなった場合に、それ相応のメンテナンスが存在します。それが「バッテリー」です。

乗らないのであれば、メンテナンスなんて不要と考える方は、決して少なくないというのが事実です。今回はバッテリーに関してですが、このバッテリー以外にもハンコックや、ガソリンに関しての注意事項というものがあります。
これについては、また別の機会に記事にしていきたいと思います。

さて、バッテリーに関してですが、冬のような寒い時期に放っておくと何が起こるのかと言いますと、単純に「バッテリー上がり」になってしまいます。
バッテリーはある意味では消耗品なので、バイク査定に出すときにはあまり影響がないと言えばないのですが、諸所の理由で他の部品に対して不具合を生じさせることもあるので、きっちり確認をしておきたい項目でもあるのです。
対処方法は、乗らなくてもエンジンをかけるということです。可能であれば、少しでいいので走ってあげるのがベストです。これを2週間に1度ぐらいの頻度よいので、バイクを労わる意味でも実施すること強くお勧めします。
可能であれば、1週間に1度ぐらいのペースがベストです。私はこのペースでコンビニに行く機会に乗ったりしています。
ともあれ、たったこれだけで冬場のバッテリーのメンテナンスは終わるので是非、実施して欲しいところです。

もしバッテリーが上がってしまった場合の対処は、通常通りで問題はないのですが、やはりバッテリーとしての性能は落ちやすい状況になっています。
従って、交換の時期を早めてしまう可能性もあるので、ランニングコスト的な意味でも大事なメンテナンスになるということは言うまでもありません。

先にも書きましたが、中古バイクとしてバイク買取業者に引き取ってもらったとしてもバッテリーというものは交換してしまえば問題ないのですが、バッテリー液が漏れてしまい、他部品に不具合を生じさせることも有り得ます。
そうなった場合は、非常にメンテナンスや、最悪の場合は修理となり査定にも影響してくる状況になるので「寒いからメンテナンスやりたくない」ということにならないように頑張りましょう。