やっぱりバイク好きはバイクに乗るのが当たり前

バイクという乗り物はどのような方が購入していくのか?と、聴かれたら即答で「バイクが好きな人」と答えます。
移動手段と答える方も多く見えるかと思いますが、私の所感では「好きだから買う」というのが圧倒的な数だと感じています。
移動手段と答える方は、スクーターのようなちょっと出かけるときに乗れるようなバイクのことを指していることが多いようです。

さて、そんなバイク好きが購入というのは、今、中古バイクなり新車バイクなりの市場を支えている方々です。その方々の中心が「オジサン」です。
もちろん若年層での人気も多くありますが、まだまだバブルの時代で、自動車の良し悪しが「男のステータス」だったころ、それにプラスでバイクを乗って楽しむと言う、今では考えられないような状況だった方々が、またバイクに乗ろうかなと思っているのです。
先の記事でも紹介させてもらいましたが、この方々が結婚後、子供がある程度育ち、比較的に時間の余裕が出来たのが大きな要因です。
「さて、何をしようかな」と思ったとき「バイク」を選択するわけです。ですので、昔の青春時代を思い出すために楽しんでいると言う状況でしょうか。

とは言え、いきなり新車のバイクを購入するのは、やはり金銭的に厳しいものがあります。従って、今、密かに中古バイクの市場というものが動いているのです。
しかも、このオジサンと呼ばれる世代の若い時代のバイクは比較的、バイク査定の額が思ったりよくなったりという現象までに発展しています。

ともあれ、バイク市場は、このような「本当のバイク好き」の方々で支えられているのを実感する次第です。もし、これが自動車であれば、生活費需品の地域の方も見えますし、やはり「嗜好品」という位置づけなわけです。

結局、今回のテーマで言いたいのは、バイクにはそれほど深く楽しめる「魅力」というものがあるのです。もし、バイクと言う乗り物に乗ってみたいなと迷っている方が見えましたら、とりあえずは、乗っている方の楽しそうなところを見てみてください。
そして、興味深く観察してみてください。もしかしたら、それだけでも「よし、乗ろう」と思う決心が出来るかもしれません。それほど、魅力が詰まっているのです。
ただ、「女の子にモテたい」だの「夏に涼みたい」だのの理由は「あくまできっかけ」にしておきましょう。現実は、そんな甘くはありません。例外としては、女性ライダーは「モテます」。もし、女性で、このような動機であれば私は間違いなくお勧めします。

本当にバイクは危険なのか?バイク購入の悩み所

私の友人の話で恐縮ですが、今回のテーマと絡んでくるので、少しお付き合いください。

友人は、大のバイク好きで高校卒業後に、直ぐバイクの免許を取得し中古バイク(ゼファー)を購入し、バイクを楽しんでいました。
しかし、今では乗っていません。理由は、とあるツーリングで転倒してしまったためです。幸いにも、擦り傷だけで済んだので、事なきを得ました。
バイクに乗る方なら分かりますが、意外とバイクの転倒と言うのは経験している方が多いのではないでしょうか?現に、私も転倒歴がありますし、私の父も何度か転倒しています。
ですので、擦り傷で済んだのに、何故、バイクに乗らなくなってしまったのか?と、いうことなのですが、友人が結婚するときに、友人の妻から「1度でも転んだらバイクを辞める」と、いう約束をしたからだそうです。
(一応、子供が成人したら、また乗ってよいことになっているそうです。)
友人の妻、曰く、バイクに対するイメージと言うものが非常に危険なものと思っているため、このような約束になっているそうです。
友人思っての、家族思っての、英断だったと思いますが、いよいよ転倒してしまったわけです。

さて、バイクのイメージというのは、結構、この友人の妻と同じことを思っていることが多数ではないでしょうか。かくいう私も、その1人です。
やはり、バイクは危険です。ちょっとした事故でも、一歩間違えれば、即他界ということも珍しくありません。生身の身体がさらされているので、このリスクは致し方がないところです。

ですが、全く乗らない方には、あまり伝わらないかもしれませんが、無茶な運転をしなければ、かなり安定性もありますし、今では転倒した時に身を守るためのライダージャケットなども非常に発達しています。
危険なことは否定できませんが、昔と比べれば格段と安全性が増したことはご理解を頂きたいところです。

ちなみに、友人の転倒してしまった理由ですが、ツーリング中にゲリラ豪雨にあってしまい、走行中、かつカーブを曲がっている最中にマンホールのふたの上に乗ってしまったのです。
バイクに乗る方の「あるあるネタ」だと思いますが、転倒は転倒です。可愛そうではありますが、約束は約束なので、今、友人はバイク引退の身になっています。

ともあれ、バイクにこれから乗ろうと考えている方は、このようなリスクを負うということをしっかりと理解して中古バイクなり、新車のバイクなり購入するようにしたいところです。しっかりと安全運転をしてバイクライフを楽しんで欲しいと思います。

そもそもバイクという乗り物は?バイクの現状とは?

中古バイク、新車のバイクを始めに本サイトではバイクについてのあれこれを記載してきました。
今さらながらという感は否めませんが、中古バイクとしてバイク査定に出すにしろ、新車のバイク、中古バイクを購入するにしろ、今、バイクというものが、どのような立ち位置に居るのかも頭に入れておいた方がよいかと思います。
そこで、今回は現状のバイクについて記載していきたいと思います。

よくインターネットのニュースサイトや、テレビ、新聞、雑誌にと、至る所で「バイク離れ」という言葉を目にするようになりました。バイク離れに限らず車離れも叫ばれている状況です。
実感として、確かにそういった側面を見せているのは事実だと思います。現に、バイク業界全体の市場規模というのが小さくなったのは事実です。
ですが、これは私個人の意見・所感なのですが、バイクが嫌いになったというわけではないと感じているのです。単純に「お金がない」という話だけだと思うのです。
バイク・車に関しては、車体を購入したらお終いというわけではなく、税金が高かったり、ガソリンが高かったりとランニングコストが高いため手が出ないというところが大きく影響しているのだと思っています。
さらに、バイクは車に比べれば、さらに「嗜好品」という側面も強いため、お金が厳しい世の中では、優先度が低い所持品となるため手放したり、購入すら考えないという状況なのです。

ただ、それでもやはり好きな人間はたくさんいるのも事実です。確かに市場規模は小さくなっていますが、中古バイクの市場は変わらず、売買が執り行われているのもまた事実なのです。
そこで感じるのは「完全たる2極化」というイメージが強いです。中途半端に購入するという人間が減ってきているということです。
購入するときには、中古バイク・新車バイクを含めありとあらゆる情報をインターネットなどで調べて初めて購入するという形です。
そして、買えないと分かっている方は、全く興味を示さず他の趣味などで「欲」を満たしているわけです。

この先、さらにこの2極化というのは強く出てくるかと思います。その「バイク好き」の1極は、今、バイクが売りに売れた時代のオジサンが子育てをひと段落つき、また趣味としてバイクで走ろうと思っている方も増えてきていることもあるので
まだまだ、バイク市場というものは賑わっていくかと思います。バイクの分岐点はその先にあるのかなと私は感じています。
今後、この分岐点に備え、どのような動きになるのかは予想が難しいですが断言できることは「バイクは絶対になくならない」ということは間違いないと思います。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「ビックスクーター」とは?

何度か、このサイトで大型スクーターを紹介してきましたが、ここで改めて、今の大型スクーター(ビッグスクーター)について、お話をしていきたいと思います。

そもそも、スクーターと聞くと「50cc」の原チャリと訳されるバイクを思い浮かべる方が多いかと思いますが、今の時代は、実はそうでもないのです。
ビッグスクーターは、単純にこの50ccのスクーターを250ccサイズなど大きくしたものを言います。この手のタイプのバイクが出たときには、一言で言えば「おじさんが乗っているイメージ」でした。
要は、ファッション性は全くなく、若者は見向きもしなかったジャンルのバイクです。今では、それが専用の免許が登場するなど、若者を含め世間に浸透した珍しいケースのタイプのバイクだと言えます。
そのイメージを一新したのが「ヤマハのマジェスティ」です。元祖オシャレビッグスクーターです。若い男性を中心に人気が爆発したのです。
当時は、まだ出始めということもあり、カスタムパーツの種類は少なかったですが、今では色々なタイプのパーツが販売されており、カスタマイズする楽しさも大きくなっています。
その豊富さは、ストリートバイクにも引けを取らないと言っても過言ではないほどです。

ともあれ、ファッション性もよいのですが、実は今、女性にも人気が出始めているのも確かな事実です。普通に考えて、ギアチェンジというものが、どうしても苦手という女性が多いという事実があるので、今まで中型のバイク・大型のバイクというものは敬遠されがちでした。
ですが、スクーターのようにギアチェンジが不要なオートマティックなものであれば、中型クラス、および大型クラスを乗ってみたいと思う女性が居るのは至極当然のことです。
「バイク女子」のようなブームは、まだ来てはいませんが将来的に、このような言葉が世の中を賑わすのは可能性としてはあると思います。
女性に人気が出てきた理由は、これだけではありません。先に書いたファッション性ももちろん理由の1つですが、何よりも「快適に乗れる」ということです。
今まで、色々なバイクのタイプの説明をしてきましたが、このビッグスクーターほどの快適性を持つバイクタイプは存在しないほどです。
街乗りよし、近距離良し、長距離良し、タンデム良し、さらには収納も大きいというメリットもあります。どのシーンにも快適な走行感を提供してくれるのは、このビッグスクーターだけだと思います。

ともあれ、おじさんのイメージが強かったビッグスクーターは今や、誰にでも人気があるタイプのバイクに成長しました。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「ストリートタイプ」とは?

今回は、ストリートタイプとなります。なかなか位置づけの難しいタイプのバイクではありますが、もしドラマ好きの方でしたら「ビューティフルライフ」をご存知だと思います。
この時に、主演の木村拓哉さんが乗っていたバイクが「ストリートタイプ」と呼ばれるタイプのものになります。その影響もあってか、この時期のストリートタイプのバイクの人気は中々のものでした。
そして、今でも根強い人気を博しているため、常に中古バイクの市場を賑わせてくれるのも特徴の1つと挙げてよいかと思います。

バイクの特徴としては、オフロードタイプに似ていると言えば似ています。それもそのはずで、ダートトラックと呼ばれる場所で走らせるバイクに対して、公道でも走りやすいように改変しているためだからです。
従って、この流れからも分かるように「乗りやすさ」というよりも「見て楽しむバイク」という側面も持っています。
要は、レース用のカッコいいバイクを公道でも走らせたいという気持ちもあってこそのストリートバイクだと言えるからです。
ただ、諸説は色々あるので、感じ方は人それぞれ。結局のところ、このストリートタイプのバイクは、どんな理由であれ、そのファッショナブルに重きを置いているバイクと言えるということです。

それを証明するかのように、ストリートバイク専用のカスタムパーツの種類が非常に豊富に揃っているということです。
ですので、自分好みのバイクに仕立て上げることが出来るので、幅広い層から支持を受けているのも納得できる事実だと思います。
さらに、中古バイクとしてもカスタムバイクの登竜門的な存在と言ってもよいと思います。先に書いた通り、専用のバイクパーツの豊富さが特徴のため、中古パーツでも市場によく出回る特色を持っています。
従って、お金を掛けずに自分好みにカスタマイズ出来ることも、この幅広い年齢層に支持を受けている理由の1つです。

そして、一番の特徴と言えば、女性ライダーが多いということです。
そのファッション性の高さも人気の理由の1つですが、何よりも「乗りやすい」ということが最大の理由だと思います。排気量も250ccなので、重量も軽いですし、小回りも効きます。
従って、力が男性と比べると劣る、そして体重が軽い女性からすると、本当に安定性が保てるバイクになるため、安心して乗ることが出来るのです。
ただ、軽さゆえに高速走行には向きませんし、長距離ともなると、その軽さが仇となり安定性は損なってしまう部分があるので注意が必要です。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「アメリカン」とは?

「アメリカン」タイプは言わずと知れたハーレーのようなバイクです。今さら説明をするほどでもないぐらい有名なバイクではあります。
特徴は、何と言っても、あのポジションです。非常に深いポジションになるため、かなりゆったりと乗ることが出来ます。また、両足がかなり投げ出されることになるので、本当に座っているというような状態での運転になるため、かなり楽な姿勢といえると思います。
ただし、その反面、高速走行には注意が必要です。その巨体な身体、カウルが無いこと、そしてハンドル位置が高いという構成のため、高速走行中の風の抵抗感というものは非常に大きなものです。
ネイキッドの場合も似たような抵抗感というものが、どうしてもありますが、アメリカンタイプのバイクの場合は、ネイキッドすら眼中にないほどです。従って、その乗り方は、ある程度限定されてしまうバイクでもあります。

観光地などに足を運ぶと、よくツーリングしているバイカーたちを目にするかと思います。その中でもひときわ目立つのが、このアメリカンタイプで固めたチームです。
その方々の走りを見ていれば分かるかもしれませんが、非常に余裕を持った運転をしているのが見て取れるかと思います。これは、先に書いたような特徴があるので「高速走行には適さないけど、長距離走行には適している」ということによるものです。
やはり、アメリカという国柄、スピードよりも長距離を想定した作りになっているのかもしれません。

さて、中古バイクとして観ていくと、こちらも最早説明の必要がないかもしれません。ハーレーダビットソンなどは、専門店が日本全国、世界各国にあるので、その人気は言うまでもありません。
従って、中古バイクとして買う場合も、バイク査定に出し売却する場合も、相場は非常に安定しているため先を読みやすいバイクだと言えます。
ただ、ある意味ではカスタマイズしてナンボのバイク。バイクをいじるのが好きな方だと、恐らく大きなカスタマイズをしていることだと思います。
売却時には、このカスタマイズはマイナスに働くことが多いので、注意が必要です。もちろん、購入するときにも、カスタマイズされていると、前オーナーの癖が残っている場合があるので、ある程度注意が必要です。

ともあれ、アメリカンタイプと呼ばれるバイクは、世界的に人気のバイクです。仲間ができやすいですし、ハズレも少ないというメリットもあり、他のタイプのバイクと比べると、少し毛色の違うタイプなのかもしれません。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「ツアラー」とは?

兎にも角にも、ツーリングを楽しみたいという方に人気のバイクが、本日のテーマとなる「ツアラー」と呼ばれるバイクです。

ツアラーの特徴は何と言っても、実用性の高さです。元来より「長距離のツーリングを楽しむために」と、いうコンセプトも含まれているため、まさに、そのようなライディングをしたときには、このタイプのバイクの素晴らしさを伺えるかと思います。
これを、実現させたのが、風の抵抗を軽減させるためのカウルの工夫や、座席のポジションをゆったりとしたり、と細部に渡り、長距離を走っても、疲れにくいデザインになっているのです。
さらに、機能性の部分でも、ガソリンタンクの容量が大きくなったり、長距離には欠かせない「荷物の積んだときの安定性」にも注力されているバイクです。
ただ、このようなメリットを生むためには、やはり色々なものを犠牲にしないといけません。その1つが重量です。安定性を増すために、ある程度の重量は必要になってきますが、それにしても重いと感じるほどです。
先日、紹介した「スーパースポーツ」(レーサーレプリカ)は、その仕様のおかげで非常に重量は軽いです。ですので、その特性を生かし、女性ライダーが多いと知られていますが、このツアラータイプのバイクにはあまり乗っている方を見ません。それほどまで、重量がデメリットになってしまっています。

中古バイクとしては、ツアラーはどうしても弱点があります。玄人の方であれば直ぐに見破れるかと思いますが、素人の方は本当に気を付けたいことがあります。それは、メーターの一回転です。
今では、デジタルのものが増えてきたので、さして気にする必要がありませんが、昔のタイプですと、どうしてもクルクル回るタイプのアナログ式です。
そして、ツアラーと呼ばれるぐらいなので、その走行距離は好きな人ですとあっという間にかさんでしまう代物です。他のバイク部品を注意深く、観察をすることが出来れば劣化具合から見破ることが出来ますが、バイク初心者ですと、なかなか厳しいものです。
従って、ツアラータイプのものを購入するのであれば、こういったことをしっかりと扱っているような信頼ある業者さんで購入するのが一番の対策かもしれません。

ただ、今、このツアラータイプのバイクは非常に少なくなっています。現行モデルですと、私の知っている限りではZZRぐらいしかありません。
これは致し方ないことなのかもしれませんが、その需要がリッタータイプの大型バイクに移行しており、ツアラータイプの派生型と言っても過言ではない隼などが人気を博した原因もあるかもしれません。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「スーパースポーツ」とは?

世の中には「走り屋」と呼ばれる方々が見えます。スポーツタイプの自動車に乗り、サーキットなどで車が持っている最大限の能力を発揮して、カーブや直線を攻めて速いラップタイムを刻みたい、などのように、いかにして速く、いかにしてカッコよく乗り回す方々です。
ただ、これは何も自動車に限った話ではありません。もちろん、バイクの世界にも、このような「走り屋」と呼ばれるような方々は見えます。そういった方々が好んで乗るのが、このスーパースポーツと呼ばれるバイクになります。

以前までは「レーサーレプリカ」と呼ばれていたので、さらに何となくのイメージが沸くかと思います。要は、レース用にカスタマイズされているバイクで、とことんスピード・機能性を追求したバイクになります。

ただ、今の時代、バイクも時代と共に色々なタイプが出ては消え、出ては消えを繰り返しています。今、スーパースポーツと呼ばれるモデルは、概ねリッター越えのバイクで、昔、レーサーレプリカと呼ばれていた時代のような400cc以下のバイクは残念ながら現行モデルでは販売されていません。
代表作はCBR400RR、ZXR400R、GSX-R400Rなどがあり、この名前を聴いただけでも、ワクワクしてしまう方も多いことだと思います。それほど、レーサーレプリカというジャンルは名車を産んでいました。
ですので、こういった名車や400cc以下のモデルを乗りたいのであれば、中古バイクで探すしかありません。車種によりますが、元来より人気が高いバイクなので、探せば意外にあるのも、このタイプの特徴かもしれません。

中古バイクとしての位置づけは、先にも書きましたが人気自体は根強いです。ですので、色々な車種が存在しますが、バイクとしてのタイプが「走りを極める」のようなコンセプトなので、どうしても転倒歴などがあるバイクも存在します。
中古バイクとして売る場合は、当然、そういったことを見越して愛車のバイクを大切に乗ることも大切ですし、中古バイクとして購入する場合も、転倒歴があるか?ないか?の確認をするようにしたいところです。

ともあれ、このスーパースポーツのバイクは、兎にも角にも、その素晴らしい性能に「私は運転が上手い」という錯覚に陥らせてしまいます。どうしても、アクションに対しての反応が抜群で、かつ安定しているので、この勘違いはよくあることです。
ですので、自尊心・自制心・理性をきっちりと保ちつつ乗りたいタイプのバイクだと言えます。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「オフロードバイク」とは?

オフロードバイクとは、その名称の通りで、路面がしっかりと整備されていない(舗装されていない)ような場所をライディングすることを前提にして作られたバイクのことを言います。
もう少し具体的に説明をすると、「整備されていない」というのは、道として整備されていなく土地や砂のような悪路を走行することを想定されているバイクになります。
ただし、オフロードバイクもネイキッドと同様で総称になりますので、もっと細かく分類化されることになります。中には、普通に道路を走れないようなバイクもありますので注意しましょう。

さて、このオフロードバイクの特徴は何と言っても「外見」です。一目見ただけで分かる、その特異なデザインは目を見張るものがあります。何処から説明したらよいのか迷うぐらい、他のバイクとは違う外観になります。
例えば、サスペンションはかなり長いです。当然、これは悪路の走行を想定されているので、サスペンションの役割は非常に大きなものになります。
役割の大事さと言えば、アップタイプのロングフロントフェンダーです。これも、悪路の走行を想定とすると、どうしても必要となる大事なパーツになります。

さて、このオフロードバイクは中古バイクとして査定するときには、なかなか難しい部類のバイクになります。難しいというのは、査定を付ける額が難しく査定者泣かせではあります。
例えば、通常時、公道を走るようなオフロードバイクであれば、全く問題ないのですが、これがレース仕様のバイクになると、一気に査定の難易度が高くなります。
そもそもレース仕様のバイクを査定に出すということをする人間が少ないため、相場を決めるための情報が圧倒的に少ないのです。また、当然、カスタマイズしているので、この辺りの査定も難易度を上げています。
では、購入する人間は居るのか?と問われると、意外とニーズはあるのです。アマチュアレベルで、オフロードレースを趣味として楽しんでいる方が、意外と日本に見えて、そういった方が娘・息子にやらせたりするときには中古バイクからと、色々なパターンでニーズがあるのです。

ですので、もしレース仕様になっているようなオフロードバイクを査定に出すときには、交渉が非常に大事になってきます。レースを行っているようなバイクなので、どうしてもキズや故障個所が出てきてしまいますが、その点は正直に話しておきましょう。
その後、分かる方には分かる話になってきますが、レースでの使用感などは、やはり口頭で伝えないと伝わらない部分もあるので、この辺りをアピールしておくとよいかもしれません。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「ネイキッド」とは?

今まで、中古バイクの査定や愛車のメンテナンスを始め色々な記事を掲載させてもらってきましたが、バイクとしての基礎知識のようなことを説明してきませんでした。ですので、今回からはバイクを知るための基礎知識を、改めて紹介していきたいと思います。
例えば、今「ネイキッド」のバイクが人気だから、中古バイクとして売り時と、いう情報を得たとしても「ネイキッドってなに?」となったら元も子もありません。
また、バイク査定時にも、基本的な知識を持っていれば、査定担当者の方と対等に交渉が出来るようになるので、やはり知っているのと、知っていないのとでは大きな差が生まれてしまいます。
このようなことを思ったので、改めて記事にさせていただきたいと思います。

今回のテーマは、冒頭で出てきた「ネイキッド」についてです。
ネイキッドとはボディタイプの1種類と分類されるバイクのことを言います。元々「ネイキッド」と言う言葉「裸の」「むき出しの」などと訳されます。
バイクに言い換えると、分かりやすく言えば「エンジンなどがむき出しになっている状態のバイク」のことを言います。
具体的には「ゼファー」が挙げられます。カワサキが1989年に、このゼファーを発表したときの衝撃は本当に物凄いものでした。
今まで、フルカウルを装着したものが主流だったため、この主流から大きく外れる異端児的なポジションを得たわけです。
この衝撃と共に「ネイキッド」というタイプを確立したのです。それからというものはCB400のような人気車種が出てきたり、ZRXシリーズも人気車種となっています。

ただ、このネイキッドという言葉、分類分けは細かな定義があるわけではありません。ですので、個人個人の定規で測るため、度々議論が白熱するときもあります。
例えば、ハーフカウルのような車体の上部をカウル装着されているバイクは、ネイキッドと言う人もいれば、逆も然りです。
こういった、価値観の違いもあるため、明確には言えませんが、とりあえずはゼファーのように「裸」になっているようなバイクは確実に「ネイキッド」に分類されるため、まずはそこから覚えましょう。

さて、このネイキッドタイプのバイクは、やはり「渋い」です。この渋さが堪らないということで、幅広い層からの指示を受けている為、中古バイクとしても人気は高いです。
ここで、何度も出てきてる「ゼファー」の人気の高さは本当に目にみはるものがあります。ですので、査定額も、そこそこ安定した額を提示してくれるのも特徴の1つかもしれません。