改めて学ぶバイクの基礎知識。「オフロードバイク」とは?

オフロードバイクとは、その名称の通りで、路面がしっかりと整備されていない(舗装されていない)ような場所をライディングすることを前提にして作られたバイクのことを言います。
もう少し具体的に説明をすると、「整備されていない」というのは、道として整備されていなく土地や砂のような悪路を走行することを想定されているバイクになります。
ただし、オフロードバイクもネイキッドと同様で総称になりますので、もっと細かく分類化されることになります。中には、普通に道路を走れないようなバイクもありますので注意しましょう。

さて、このオフロードバイクの特徴は何と言っても「外見」です。一目見ただけで分かる、その特異なデザインは目を見張るものがあります。何処から説明したらよいのか迷うぐらい、他のバイクとは違う外観になります。
例えば、サスペンションはかなり長いです。当然、これは悪路の走行を想定されているので、サスペンションの役割は非常に大きなものになります。
役割の大事さと言えば、アップタイプのロングフロントフェンダーです。これも、悪路の走行を想定とすると、どうしても必要となる大事なパーツになります。

さて、このオフロードバイクは中古バイクとして査定するときには、なかなか難しい部類のバイクになります。難しいというのは、査定を付ける額が難しく査定者泣かせではあります。
例えば、通常時、公道を走るようなオフロードバイクであれば、全く問題ないのですが、これがレース仕様のバイクになると、一気に査定の難易度が高くなります。
そもそもレース仕様のバイクを査定に出すということをする人間が少ないため、相場を決めるための情報が圧倒的に少ないのです。また、当然、カスタマイズしているので、この辺りの査定も難易度を上げています。
では、購入する人間は居るのか?と問われると、意外とニーズはあるのです。アマチュアレベルで、オフロードレースを趣味として楽しんでいる方が、意外と日本に見えて、そういった方が娘・息子にやらせたりするときには中古バイクからと、色々なパターンでニーズがあるのです。

ですので、もしレース仕様になっているようなオフロードバイクを査定に出すときには、交渉が非常に大事になってきます。レースを行っているようなバイクなので、どうしてもキズや故障個所が出てきてしまいますが、その点は正直に話しておきましょう。
その後、分かる方には分かる話になってきますが、レースでの使用感などは、やはり口頭で伝えないと伝わらない部分もあるので、この辺りをアピールしておくとよいかもしれません。