改めて学ぶバイクの基礎知識。「ネイキッド」とは?

今まで、中古バイクの査定や愛車のメンテナンスを始め色々な記事を掲載させてもらってきましたが、バイクとしての基礎知識のようなことを説明してきませんでした。ですので、今回からはバイクを知るための基礎知識を、改めて紹介していきたいと思います。
例えば、今「ネイキッド」のバイクが人気だから、中古バイクとして売り時と、いう情報を得たとしても「ネイキッドってなに?」となったら元も子もありません。
また、バイク査定時にも、基本的な知識を持っていれば、査定担当者の方と対等に交渉が出来るようになるので、やはり知っているのと、知っていないのとでは大きな差が生まれてしまいます。
このようなことを思ったので、改めて記事にさせていただきたいと思います。

今回のテーマは、冒頭で出てきた「ネイキッド」についてです。
ネイキッドとはボディタイプの1種類と分類されるバイクのことを言います。元々「ネイキッド」と言う言葉「裸の」「むき出しの」などと訳されます。
バイクに言い換えると、分かりやすく言えば「エンジンなどがむき出しになっている状態のバイク」のことを言います。
具体的には「ゼファー」が挙げられます。カワサキが1989年に、このゼファーを発表したときの衝撃は本当に物凄いものでした。
今まで、フルカウルを装着したものが主流だったため、この主流から大きく外れる異端児的なポジションを得たわけです。
この衝撃と共に「ネイキッド」というタイプを確立したのです。それからというものはCB400のような人気車種が出てきたり、ZRXシリーズも人気車種となっています。

ただ、このネイキッドという言葉、分類分けは細かな定義があるわけではありません。ですので、個人個人の定規で測るため、度々議論が白熱するときもあります。
例えば、ハーフカウルのような車体の上部をカウル装着されているバイクは、ネイキッドと言う人もいれば、逆も然りです。
こういった、価値観の違いもあるため、明確には言えませんが、とりあえずはゼファーのように「裸」になっているようなバイクは確実に「ネイキッド」に分類されるため、まずはそこから覚えましょう。

さて、このネイキッドタイプのバイクは、やはり「渋い」です。この渋さが堪らないということで、幅広い層からの指示を受けている為、中古バイクとしても人気は高いです。
ここで、何度も出てきてる「ゼファー」の人気の高さは本当に目にみはるものがあります。ですので、査定額も、そこそこ安定した額を提示してくれるのも特徴の1つかもしれません。