バイクを快適に乗るためのメンテナンス(乾燥する時期は注意)

最近、めっきり寒くなってきました。寒い時期というのはどうしても乾燥する日が続き、特に女性は非常に気になる季節だと思います。
実は、バイクにも乾燥という自然状況は、なかなかの厄介者というのをご存じでしょうか?
乾燥により油類が渇いてしまい、色々な場所の可動部分に痛みを生じさせ、さらにはサビ、最終的には重大な事故に繋がるような危険な状態にバイクをさせてしまう可能性があります。
さらに、冬の乾燥する時期は、寒いのでバイクにあまり乗らなくなるというデメリットが重なってしまい、さらにこの乾燥が大敵になる可能性を秘めているのです。

また、乾燥の怖いのは目に見えない部分にも痛みを生じさせるということです。久々にバイクに乗ってみたら異音がしてしまったり、ギアチェンジが引っかかる感じするなどの症状を出す場合もあります。
これは、乾燥だけが原因ではないですが、可能性は高いです。さらに、中古バイクとして売りに出すときにも査定額がマイナスさせられてしまう部分でもあるので、気を付けたいところです。

さて、この乾燥ですが、どのようなメンテナンスをすればいいのか?という話が気になるかと思います。
大きく分けて二つのチェックポイントがあります。それは、油とゴムです。油は、人間の肌と一緒で、乾いてしまうとカサカサになり動きを始めとして、チェーン周りも動きが鈍くなってしまいます。
ですので、油を小まめに注すことが重要です。全くバイクに乗らないのであれば、月に一回程度の油差しにて油を注入したいところです。

ゴムは、水分が抜けてしまうとカチカチになってしまい、ちょっとした衝撃で割れてしまう可能性があります。
特に冬の場合は、長期間、乗らないので直射日光の下にさらされてしまうとゴムの質がかなりのスピードで劣化してしまいます。
こちらも、ちょっとした物なのですが、重大な不具合をきたす場合もあるので、十二分に注意しましょう。
メンテナンスは艶出しのような専用の剤があるので、それを利用すれば問題ありません。ただ、おすすめなのは「シリコンスプレー」です。
これは、非常に便利で、手が届かないところなどにもピンポイントでメンテナンスをすることが出来るため、手軽に簡単に出来るため本当に重宝します。
メンテナンス時期も、上記の「油」と同じタイミングでチェックしてみるのがいいかと思います。気になるようであれば、交換も視野にいれてメンテナンスすることがポイントになります。

バイクも人間と同様、乾燥は大敵なので注意して愛車のバイクを可愛がりたいものです。