バイクを快適に乗るためのメンテナンス(バッテリー)

昔、友人とツーリングに行ったときの話です。
友人の愛車を中古バイクとしてバイク査定に出して売却をしようとしていました。そのため、最後の別れの前に愛車で出かけようと長距離のツーリングに行ったのです。
このとき、目的地に無事に到着し、しばらくくつろいだ後、いざ帰ろうとなったときにバッテリーに不具合が出てしまいエンジンがかからなくなってしまいました。
正直、このとき、私を含め友人もバイクに対しての知識やメンテナンス方法をあまり知らなかったためお手上げ状態でした。ちなみに、私はこれがきっかけで愛車のメンテナンスをしっかりするようになりました。
とりあえず、私のバイクで街まで戻り、バイクを運んでくれるような業者さんを探したわけです。当時は携帯電話のような便利なものがなかったので、街まで戻る以外の選択肢はありませんでした。
しかし、そういった業者さんは見つからずに日が暮れてしまいました。泣く泣く、バイクを引いて整備してくれるところまで運ぼうと言うことで、代わる代わるバイクを引いていったのですが、このときに疲れがピークでバイクを何度か倒してしまい、バッテリー以外にも色々な不具合を残してしまったのです。
結果、バイク査定に出したときには、大幅な査定額のダウンが提示されてしまい、ほろ苦い思い出になっています。

このようにバッテリーがダメになると、エンジンの始動すら出来なくなるので、この友人のように長距離のツーリングに行く場合には、必ずチェックしたい項目の1つだと思います。
今の世の中であれば、携帯電話や、JAFなど色々なサービスがあるので問題はないかもしれませんが、やはりツーリング先で、気持ちよく過ごしたいのに、こういったトラブルがあるとテンションが下がってしまいます。

バッテリーのメンテナンスは危険が伴う作業ではありますが、今では比較的、しっかりと注意をすれば問題なく充電することが出来るアイテムが多数存在します。
ちょっとしたことなので、なおさら、このようなことがないようにしっかりとメンテナンスをして欲しいと切に願います。
また充電に関しては、急速にするとバッテリー自体の劣化も早くなり、メンテナンス費用が大きくなってしまうので、充電する際には、じっくりと時間を掛けて最大値まで充電するようにしましょう。
急速の充電をするのは、本当に緊急時以外にはしないようにしましょう。思いのほか、劣化が早いので、基本的には避けたいメンテナンス方法になります。