バイクを快適に乗るためのメンテナンス(スパークフラグ)

今回、紹介するバイクのメンテナンス「スパークフラグ」は色々な意味での重要視されるメンテナンスになるので、是非とも、頭に入れてバイク生活を楽しんでもらいたいと思います。
バイクのメンテナンスの中でもスパークフラグは重要なパーツであり、かつバイク初心者にとっては「バイクをいじったな」と実感することが出来るものでもあります。いわば、バイクのメンテナンスの登竜門的な存在であると言っても過言ではないと思います。
さらには、愛車のバイクを中古バイクとしてバイク査定をお願いしたときも、スパークフラグがメンテナンスされているか?の判断で心証が変わってくる場合があるので、なおさらメンテナンスを行っておいた方がよいパーツになります。

さて、まずスパークフラグというパーツについてです。
スパークフラグとは、バイクを走らせるためには必要不可欠なパーツになります。その名の通り「スパーク」をするパーツなのです。
バイクは、ガソリン燃料を燃やして(爆発させて)エンジンを回して動力を得て走らせるというのは、一般常識だと思います。その「爆発させるための火花(スパーク)を発生させているパーツ」がスパークフラグなのです。
従って、このスパークフラグが無ければ、ガソリンを爆発させることが出来ないためバイクは動力を得ることが出来ずに走ることができないということになってくるわけです。

メンテナンスの方法については、色々な方法があります。さらには、愛車のバイクの気筒数の違いによってメンテナンス時期が変わるので注意をしておきましょう。

以後に一般的な交換時期を記載します。
単気筒の場合は、10,000km。2気筒の場合は、8,000km。4気筒の場合は、5,000km。と、言われています。
もし、高速を良く走り長距離走行が多い乗り方をする場合には、この目安より早め早めに交換していった方が快適に乗ることが出来ます。従って、エンジンオイルと同様にスパークフラグは消耗品と考えて交換していくのがよいかと思います。
また、スパークフラグ自体にグリスを塗ると長持ちするので、交換する際に合わせて塗っておくとよいでしょう。
もう少し、詳細を書いていくと、スパークフラグは火花を散らすために角が直角になっています。これがよい状態とされ、この角に丸みが帯びてくると火花が出にくい状況になります。従って、丸みを帯びてきたら距離数は関係なく交換時期に差し迫ってきたと思ってもらってよいかと思います。