バイクを快適に乗るためのメンテナンス(ヘルメット)

事故に合わないために、きっちりとバイクのメンテナンスをすることは非常に重要と言うことは言うまでもありません。それでも、どうしても事故を起こしてしまったり、巻き込まれてしまったりがあるのも、またバイクという乗り物です。
今回は、その事故を起こしてしまったとき、事故に巻き込まれてしまったときに、最大の威力を発揮するヘルメットについてのメンテナンスを紹介していきたいと思います。
不吉な話で、大変申し訳ないのですが、事故で他界してしまったら、せっかくのバイクが台無しになってしまい、将来的に中古バイクとしてバイク査定に出すなどの考えも元の子もなくなってしまうので本当に注意をしたいバイク用品のメンテナンスになります。

ヘルメットも劣化するのか?と問われると声を大にして「イエス」と答えたいところです。ヘルメットの劣化というのは非常に分かりにくい部分もあるので、本当に注意したいところです。
以前、友人が残念ながら事故を起こしてしまい、ヘルメットのおかげで命拾いをしたことがありました。このときフルフェイスのヘルメットで、頭部を打ちつけていたため、本当にヘルメットに救われたという形になりました。
その後、ゲン担ぎの意味も込めて、そのヘルメットを使い続けていたらしいのですが、これは非常に危険だと理解することが大事です。
フルフェイスのヘルメットの特性上、一度大きな衝撃を受けて吸収すると、次回の大きな衝撃の吸収率というのは非常に悪くなります。言ってしまえば、ある意味で使い捨てというイメージでもよいかと思います。
これは、中の素材が劣化したことを意味をしているのですが、このように大きな衝撃がなくとも劣化は進んでいくので注意をしておきたいところです。
正直、こうなってしまうとメンテナンスをしても、そこまでの機能改善は見られないので、新たに購入するのが一番かと思います。

それ以外の部分のメンテナンスであれば、ヘルメットのクッションの清掃や、外装の手入れなどがあります。もしフルフェイスの場合であれば、シールド部分は丁寧にメンテナンスを行うようにしておきたいところです。
バイクに乗るためには、重要な「視野」というものがあります。当たり前すぎて、重要視されないときもあるのですが、このシールドに汚れていて、夜の雨に遭遇したときには、危険極まりありません。
従って、見た目、視野の確保を中心に、日ごろからのヘルメットのメンテナンスを行い、自らの命は自ら守るようにしたいところです。