中古バイク購入時の注意点(サビの確認編)

中古バイクの購入時の注意点。今回は「サビ」についてです。

今まで、色々な注意点を書いて来ましたが、ある意味では最も重要な確認になるかもしれません。それは「サビ」です。
このサビは非常に厄介なもので、下手をするとエンジンを壊してしまう場合もあるのです。

真っ先に確認したいのは、ガソリンタンクです。ガソリンタンク内にサビがついていると、そのサビがキャブレターの中に入ってしまいエンジンの不調の原因になってしまうのです。
このガソリンタンクの中までチェックするというのは、先に書いたようにエンジンの不調をきたす1つの要因になっているのにも関わらず、見落としがちなチェック項目です。
見えないだけに、ふと忘れてしまうので厄介なのです。さらに、中を覗いても暗くて分かりにくいし、灯りを入れても全体を見渡すことが出来る訳ではありません。なので、これでもかというぐらい念入りに確認してみましょう。
余談ですが、もしこのチェックが店員さんに止められるようなことがあったら、そのお店での購入は控えた方がいいかもしれません。「隠そう」としている可能性があり、その隠す行為をするお店では買いたくはないという当然の心理だと思います。

ともあれ、サビという部分は他にも色々な場所に付着しているのでパーツパーツの中まできっちりと確認するとよいと思います。